都道府県魅力度、栃木県35位で過去最高 市区町村は日光市14位
下野新聞
2015年10月2日
民間調査会社のブランド総合研究所(東京都港区)は1日までに、「地域ブランド調査2015」を発表した。本県の都道府県魅力度ランキングが35位となり、前年の41位から六つランクアップし過去最高の順位となった。一方、全国市区町村の同ランキングでは日光市が14位で、県内では唯一100位以内に入った。
調査は今回が7回目。本県はこれまで40~45位で推移、初めて30位台となった。県総合政策部は「日々のPRの積み重ねやメディアの積極活用などから認知度が高まり、総合的に順位が上がってきたのでは」とみている。
調査は20~60代を対象に、インターネットを通じて47都道府県と1千市区町村の魅力度や認知度、まちのイメージなど77項目を質問。6月24日~7月17日までに全国約3万人から回答を得た。
本県に対しては、「やや魅力的」と回答した人の割合が13年の15・3%から3年連続で増加。今回は20%で、同研究所は「栃木県を知っている人のうち魅力的だと思う人の割合が増えている状況」と説明する。