茨城県北地域の100年 写真集で回顧 未発表540枚 郷土史家ら編集

茨城県北地域の歴史を写真で振り返る写真集が出版された。「昭和100年」に合わせ、地域の1世紀の歴史を解き明かし、昭和から平成までの原風景や祭り、生活、戦後復興などに焦点を当てた。100人以上の協力で主に未発表の540枚の懐かしい写真を掲載。地元の郷土史家らが編集に当たり、手厚く説明している。
出版されたのは「写真が語る 茨城県北の100年」(いき出版)。モノクロ写真をふんだんに使った。監修は水戸史学研究会代表理事の仲田昭一さん。地域の郷土史に詳しい資料館や図書館、歴史館を中心に関係者8人が編集に携わり、10人の執筆者も加わった。
地域は日立、常陸太田、高萩、北茨城、常陸大宮、大子、ひたちなか、那珂、東海の県内9市町村。
大正から戦前までは尋常高等小学校や国民学校の様子、常陸多賀駅からの出征、紀元2600年祭の写真を紹介。戦後は日立の商店街や駅前の町並み、にぎわう海水浴場、明治100年祭や国民体育大会、昭和天皇行幸、日立製作所の運動会、大相撲・多賀竜関の優勝パレード、金砂大祭礼といった出来事が並ぶ。
同社は「心に刻んだ街の記憶、忘れがたき激動の時代を思い出させる貴重な足跡を見てほしい」とPRしている。
A4判、248ページ。9990円。問い合わせは同社(電)0258(89)6555。
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