石岡のおまつり16日開幕 獅子舞奉納、安全祈る

茨城新聞
2017年9月16日

石岡市総社2丁目の常陸国総社宮の例大祭「石岡のおまつり」の開幕を告げる例祭が15日行われ、多くの関係者が集まり、16~18日の期間中の安全などを祈願した。

午前10時、全国の神社を統括する神社庁からの献幣(けんぺい)使が参向し、神職が社殿に参進。石崎雅比古宮司が祝詞を読み上げて、羽織はかま姿の氏子役員らが次々に玉串奉てんした。

また、まつり期間中、各旧町内の幌(ほろ)獅子が中心市街地で舞うことから、獅子舞の奉納も行われた。

例大祭は、初日の16日は「神幸(じんこう)祭」が行われ、総社宮本殿から御祭神の分霊が大御輿(みこし)によって市街地を巡行し、年番の青木町の御仮殿(おかりや)に向かう。17日の「奉祝祭」は、境内で奉納相撲、みこ舞や神楽の奉納がある。18日の「還幸(かんこう)祭」で大御輿が本殿に戻る。

祭典委員長を務める青木町の馬立孝男さん(77)は「楽しむ祭りから見せるお祭りに変わってきている。観光客には十分に堪能してほしい」と気合を込めた。同獅子舞連合会会長の内田耕三さん(68)は「17日夜には、石岡駅前通りで各町内の山車、幌獅子パレードがあり、祭りが最高潮に達する」と話した。 

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