宇都宮市の企業がギネス世界記録認定　創業80周年で…おなじみの人気氷菓を一斉に完食

フタバ食品（栃木県宇都宮市一条4丁目）は19日、JR宇都宮駅東口のライトキューブ宇都宮で、主力商品の氷菓「サクレ」を350人が一斉に食べるギネス世界記録に挑戦した。目標の15分間以内に全員が完食し、斎藤貞大社長が認定書を受け取った。

ギネス挑戦は、同日に行った創業80周年記念式典の一環。役員や社員、OG・OBら350人が参加し、レモン、パイン、あずきの3種から一つを選び、完食を目指した。

3分ほどで食べ終えた人もいれば、「冷たい」と言いながらマイペースに食べる姿もあった。審査後、ギネス世界記録公式認定員の藤渕文香さんが記録達成を宣言した。斎藤社長は「当社の社員は何かを行うとき、一体となってくれる」とたたえた。

取引先など約420人が出席した式典では、鹿沼市に建設する新工場の完成予想動画を披露した。

斎藤社長は「新工場は100年企業への挑戦の一つ。社員が誇りを持って働ける場であり、地域の皆さまと共に歩む存在となることを目指す」と語った。

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