国重要文化財の臨江閣(群馬・前橋市)ですき焼きどうぞ 1日からコース料理の提供
上毛新聞
2025年10月31日

国重要文化財の臨江閣(群馬県前橋市大手町)の指定管理を請け負う冠婚葬祭業のメモリードグループ(同市大友町)は来月1日、「臨江閣すき焼きディナー」の提供を始める。館内は火気厳禁のため新たに設備投資し、国重文でのコース料理の提供を実現。食材を県産のみとするなど、同館を本県の魅力を伝えるもてなしの空間として発信する。
ニジマスのギンヒカリの前菜から、食後のほうじ茶の茶葉まで県産を使用。ミシュランガイドで二つ星を獲得した「傳(でん)」(東京都渋谷区)店主、長谷川在佑氏がプロデュースした。
「臨江閣すき焼き」と名付けたメインは、 目の前で料理人が調理する。割り下のベースは正田醤油(館林市栄町)のしょうゆで、みそも入れて本県らしさを加えた。上州牛のサーロインに相模屋食料(前橋市鳥取町)の焼き豆腐、大沢屋(渋川市伊香保町水沢)の水沢うどんなどを使う。
2~60人の完全予約制。午後5時半~同9時半で1人8000円(飲み物は別途)。予約は前日まで電話かウェブの予約フォームで受け付ける。問い合わせは同館(☎027-231-5792)へ。
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