栃木県足利市でワインの仕込み最盛期 今年は「甘みと酸味のバランスが良い」
下野新聞
2025年10月5日

障害者支援施設「こころみ学園」が運営する栃木県足利市田島町のワイン醸造所「ココ・ファーム・ワイナリー」で、仕込み作業が最盛期を迎えている。
今年は9月中旬から本格的な仕込みを開始。1日も施設利用者ら約20人がブドウの選果や圧搾した果汁をタンクに移す作業に取り組んだ。約5時間かけ、「甲州」「シャルドネ」「マスカット・べーリーA」の3品種計約14tを仕込んだ。
仕込みは11月上旬ごろまで続く予定。今年はブドウ計約250tを使用し、容量750mlのボトル約20万本分を製造するという。
醸造所責任者の柴田豊一郎さん(47)は「今年はブドウの成熟が早く、甘みと酸味のバランスがとれている。良い仕上がりになりそう」と話している。
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