風景や娘描き21点 行方・片岡さん作品展 28日まで 茨城・常陸太田

茨城新聞
2025年9月23日

茨城県行方市在住で中学校の美術科教諭や小学校長などを務めた片岡満さん(67)の絵画作品展が、同県常陸太田市中城町の生涯学習センターで開かれている。市内では初めての作品展で、身近な風景や娘2人の成長をアクリル画などで表現した作品が並ぶ。同展は28日まで。

常陸太田市のランニング愛好者でつくる「源絆(みなとも)ランニングクラブ」の倉持和見会長が昨年、友人である片岡さんのグループ展に足を運び、素晴らしい風景画などに感動し、市内でも鑑賞の機会を設けたいと企画。片岡さんが早朝の散歩で出合う身近な風景や、娘たちの成長の様子を年代ごとにパネルやキャンバスに描いた計21点を紹介している。

片岡さんは「美術教師として日頃から描く力、構成力を身に付けようと身近な娘たちをモデルに描き始めた。いま取り組んでいる風景画では朝日の表現に挑戦中で、構図を一番に考えている」と作品を紹介する。

月曜休館。開館は午前9時~午後5時(最終日は午後2時まで)。