取っ手ない笠間焼カップ ひたちなかで展示即売 9月1日まで 茨城
茨城新聞
2025年8月29日

取っ手のないカップを使った日本らしいコーヒー文化を提案する「とってもいいカップ展」(茨城県笠間市、笠間観光協会後援)が、同県ひたちなか市共栄町のギャラリーサザで開かれている。笠間焼作家11人が手がけた、取っ手のないカップ約260点を展示即売している。同展は9月1日まで。
同展は、「コーヒーカップには取っ手はつきもの」という先入観を打ち破り、茶わんのような機能美を備えたカップの普及を目指した。1995年から隔年で開催され、16回を数える。今回も笠間焼作家の協力を得て、取っ手のない個性豊かなカップがそろった。
出品作家は小林政美、佐藤剛、佐藤泰正、島崎小乙里、中村考夫、福野道隆、藤本均定成、松井康陽、松田路子、森川泰治、ランディE.ウージィの各氏。
ギャラリー店主の鈴木誉志男さん(83)は「コーヒーがうまいのは60度前後。日本の茶わんと同じように器に手を添えて飲むのがベストだと考える。造形や色彩など個性にあふれる、取っ手のないカップを使って、コーヒーの時間を楽しんでもらえれば」と話した。
会期中は展示即売と併せて、出展作家のカップを使い、エチオピア式で入れたコーヒーの提供も行われている。問い合わせは同ギャラリー(電)029(274)1151。