東京大空襲の惨状　書に　新収蔵作品など計１６０点紹介　３１日まで群馬県立近代美術館でコレクション展示

群馬県立近代美術館は31日まで、群馬県高崎市の同館で収蔵作品を紹介するコレクション展示を行っている。「日本と西洋の近代美術Ⅱ」「新収蔵作品紹介」といったテーマごとに分け、計約160点を紹介している。

書家の井上有一（1916～85年）にスポットを当てた展示では、45年3月10日の東京大空襲を題材にした全33点構成の作品「東京大空襲」を紹介。七言絶句の形式で同空襲の惨状を記した同館所蔵の30点を並べた。

午前9時半～午後5時（入館は同4時半）。月曜休館。問い合わせは同館（☎027-346-5560）へ。