宇都宮市中心部で8月23日「みやの盆踊り」飲食販売、縁日、ワークショップなども

下野新聞
2025年8月19日

街なかの晩夏を彩る「第11回みやヒルズ祭り みやの盆踊り」が23日、栃木県宇都宮市の東武宇都宮百貨店前交差点で開かれる。ことしは盆踊り開始前にも縁日やワークショップなどを実施し、子どもから高齢者まで例年以上に楽しんでもらえる内容を目指す。

みやの盆踊りは宇都宮中心商店街みやヒルズ活性化委員会が主催し、2012年に始まった。昨年10回の節目を迎えたが、開始直前にゲリラ豪雨が発生。安全面を考慮して盆踊りの実施を見送った。今回は「リスタート」と位置付け、新たな取り組みを行う。

今回は盆踊り開始前の午後2~5時を初めて「第1部」として開催する。軽食やアルコールなどの飲食物販売、ガラス瓶に「ぷよぷよボール」を入れて飾り付けるワークショップなどを行う。

また、リアルな恐竜の上に乗って遊ぶ遊具「恐竜ライド」や、飛び入り参加できるカラオケ大会なども予定している。

「第2部」は午後5~9時、東武宇都宮百貨店前交差点にやぐらを組んで日光和楽踊りの輪をつくる。日光市から古河電工舞楽部員30人ほどを招き、本場の雰囲気を街なかに再現する。

檜山昌彦会長(55)は「昔は学校単位で盆踊りをやっていたが、街なかでは子どもの数が減ってなくなった。踊りは部員の人たちが先導してくれるので、気軽に参加して夏の思い出をつくってほしい」と来場を呼びかけた。

小雨決行、荒天中止。周辺道路の交通規制は正午~午後10時。

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