栃木県産バナナ「とちおとこ」の収穫大忙し 順調に生育「暑ければ暑いほどいい」
下野新聞
2025年8月6日

連日厳しい暑さに見舞われる中、栃木県産バナナブランド「とちおとこ」の収穫作業が、真岡市西高間木のバナナ農園「ラフファーム」で繁忙期を迎えている。
ラフファームは真岡市出身の豊田恵介さん(37)らが2021年に開業、23年に初収穫した。今年は真岡市に加え、壬生町にも温室を整備。計46aで香り高く濃厚な味が特徴の品種「三尺」を育てている。
通年収穫しているが、今年初の真夏日を記録した5月末から繁忙期に入った。約1週間低温で追熟させた後、県内のスーパーやホテル、直売所に卸すという。
7月31日は農園管理者の長谷川優斗さん(37)が、ぎっしりと実が付いた房から10~20本ずつ丁寧に切り取っていった。
長谷川さんは「暑ければ暑いほど生育がいい。需要に追いつけるよう、この先も暑さに期待したい」と大粒の汗を拭った。
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