栃木県大田原市で特産スイカの収穫期 みずみずしく糖度が高い「与一西瓜」
下野新聞
2025年7月19日

栃木県大田原市佐久山地区の地域ブランド「与一西瓜」が収穫シーズンを迎えている。地区の3軒が完全露地栽培で大玉・小玉を生産しており、糖度の高さやみずみずしさなどが特長だ。
大田原市藤沢、高橋博幸さん(54)方では約3.5haで作付け。16日は朝から、3人がリレー形式で次々とスイカを投げ渡し、軽トラックに積み込んだ。作業場では、スイカを丁寧に拭くなどして出荷作業を行った。
高橋さんによると、ことしは雨が少なかったため全体的に小ぶりだが、出来は良いという。大玉は重さ10kg前後に育っており「今年もおいしくできた。ぜひ食べてほしい」と話した。
収穫は8月中旬まで。大田原市南金丸の道の駅那須与一の郷では19、20の両日、試食などができる「与一すいか祭り」が開かれる。
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