栃木市と奄美大島の深い縁がきっかけ 貴重な「黒糖焼酎」蔵の街観光館で販売
下野新聞
2025年4月20日

栃木県栃木市万町のとちぎ蔵の街観光館は今月から、栃木市出身の日本画家・田中一村(1908~77年)作の絵画がラベルに使われた鹿児島県の奄美大島の黒糖焼酎を販売している。
鹿児島県龍郷町の町田酒造が製造しており、一村が50歳で奄美大島に移住した縁から、地元栃木市での販売を企画した。
「奄美黒糖焼酎 一村」(720ml、2000円)は、ラベルに一村の代表作「アダンの海辺」を使用。樫樽で長期間貯蔵し、絶妙なバランスの味わいという。
このほか「奄美黒糖焼酎 奄美の杜」(720ml、1600円)と、「一村・奄美の杜100mlセット」(2本セット、1000円)も販売している。
栃木市観光協会の担当者は「一村とのつながりで仕入れることができた貴重なお酒。ぜひ多くの方に味わってほしい」とPRしている。(問)栃木市観光協会0282・25・2356。
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