高さ5メートル 圧巻の雪壁 志賀草津高原ルート(群馬・長野)で除雪進む 4月23日開通

上毛新聞
2025年4月19日

冬季閉鎖中の国道292号志賀草津高原ルート(群馬・長野両県)で、開通に向けた除雪作業が進んでいる=写真。17日には報道陣向けの現地説明会が、ルート上の群馬県中之条町内に位置する地点であり、道路脇にできた高さ5メートルほどの雪壁が公開された。4月23日午前10時の開通を予定している。

県中之条土木事務所によると、閉鎖区間は群馬、長野県境の渋峠ゲートから殺生河原ゲート(草津町)までの10.7キロと県道牧干俣線3キロ。3月中旬に始めた除雪作業は例年通り進み、今後はガードレールなどの安全設備を整え、開通に備えるという。

除雪によりできた雪壁は5月上旬まで楽しめる見込み。同事務所は「この時期にしか見られない景色。開通したらドライブがてら訪れてほしい」と話した。