栃木県の野木神社でニリンソウ見頃 例年より遅く開花…桜とともに春の訪れを告げる

下野新聞
2025年4月7日

フクロウ神社で知られる栃木県野木町野木の野木神社で4日、野草のニリンソウが見頃を迎え、満開となった境内の桜とともに春の訪れを告げている。

ニリンソウはキンポウゲ科の多年草。約2cmのかれんな白い花が1本の茎に2輪咲くことが名前の由来とされる。野木神社の海老沼敏亨権禰宜(53)によると、開花は例年より3週間ほど遅く、現在4分咲き。今月中旬まで楽しめるという。

久しぶりに晴れ間がのぞいたこの日、境内西側の約1000㎡の敷地で白い花びらが春風に揺れていた。

野木神社では13日、地元住民や子どもたちが参加する「春神楽奉納祭」が行われる。

⇒野木神社の境内ですくすくと成長したフクロウのひな【画像あり】

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