日光田母沢御用邸で華やか「つるしびな飾り」展 桃の節句の3月3日まで

下野新聞
2025年2月26日

子どもたちの健やかな成長や幸せを願う「つるしびな飾り」展が、栃木県日光市本町の日光田母沢御用邸記念公園で開かれている。色とりどりのつるしびなが、御用邸を一段と華やかにしている。

大正天皇の静養地だった日光田母沢御用邸記念公園は毎年、桃の節句に合わせてつるしびなを飾っている。

会場となっている1階の「皇后御座所」「御寝室」などの4室に、地元のちりめん細工教室「まゆ」の生徒らが手がけた約40点を展示。花や動物、子どもなどをモチーフにしたかわいらしい作品がずらりと並び、歴史ある御用邸の雰囲気と調和している。

公園管理事務所の大木貞史さん(48)は「一つ一つが素晴らしい作品なので、この時季だけの雰囲気を楽しみながら、じっくり見てほしい」と話した。3月3日まで。

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