「BAUS 映画から船出した映画館」「ラストスマイル」… 上映53作品が決定 群馬・高崎映画祭 3月20日に開幕
高崎映画祭委員会(群馬)は22日、第38回高崎映画祭(3月20~30日)で上映する53作品を発表した。高崎市の高崎電気館で撮影された「BAUS 映画から船出した映画館」(甫木元空監督)を全国公開に先んじて初日に上映するほか、市内で撮影された「スピリット・ワールド」(エリック・クー監督)や最優秀作品賞の「箱男」(石井岳龍監督)をはじめとする受賞作をラインアップした。
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「BAUS 映画から船出した映画館」の一場面(C)本田プロモーションBAUS/boid
高崎芸術劇場、高崎電気館、シネマテークたかさきの3会場で上映される。
オープニングイベントとして3月20日に高崎電気館で、21日から全国公開される「BAUS…」を上映した後、甫木元監督と音楽家の井手健介さんが手がけた短編映画の上映と2人の音楽ライブを組み合わせた「幽体離脱ツアー」を実施する。
トリを飾るのはシンガポールの鬼才、エリック・クー監督の作品。市内で撮影された「家族のレシピ」、「スピリット・ワールド」を高崎芸術劇場で上映する。
昨年公開された映画の中で県内で上映される機会が少なかったものを中心に選んだ。志尾睦子プロデューサーは「考えさせられる作品だけなくエンターテインメント性の高いものも入れて、幅広い方に楽しんでもらえるようにした」と話した。
鑑賞券は全席指定で3月1日からオンラインとシネマテークたかさきで販売する。
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