愛らしい花130鉢　クリスマスローズ展　水戸市植物公園、16日まで　茨城

水戸市植物公園(茨城県水戸市小吹町)で企画展「クリスマスローズ展」が開かれている。多種多様のクリスマスローズの鉢植え130鉢が会場を愛らしく彩り、訪れる人を楽しませている。16日まで。

企画展は、市植物公園の春のような気分を楽しめるイベント「早春の花まつり」の一環。会場となる植物館では、市植物公園が手がけたクリスマスローズとマーガレットやプリムラなどの早春の花と合わせた鉢物など50鉢を華やかに展示。

そのほか、クリスマスローズの愛好会「クリロー愛好会in水戸」(会員26人)が栽培した80鉢が飾られる。かんきつ系の香りがする原種をはじめ、紫や黄色、ピンクといった、さまざまな色合いのクリスマスローズが観賞できる。また、会員がボスニア・ヘルツェゴビナやクロアチアなどの高原で撮影した自生のクリスマスローズも見どころの一つ。

蛯名知子会長(82)と会員の60代女性は「原種を見られる機会は珍しい。いろいろな花の形や色を楽しんで」と来場を呼びかけた。

午前9時～午後5時(月曜休館)。(電)029(243)9311。