2025年の干支は何?栃木県で作られている藍染め生地にその答えが…描かれているのは“富の象徴”
下野新聞
2024年12月7日
来年の干支「巳(み)」を描いた壁掛け作りが、栃木県大田原市黒羽向町の藍染め店「紺屋」で最盛期を迎えている。
紺屋は1804年の創業。壁掛け作りは、県伝統工芸士で8代目の小沼雄大さん(39)がデザインから染め付け、天日干しまでを担う。
晴天に恵まれた2日は那珂川沿いの作業場で、長さ約8mの藍染め生地8反を広げて天日干しにした。完全に乾かした後、縦77cm、横47cmに裁断し仕上げる。
今回は、末広がりで縁起が良いとされる「8」の形をした吉祥文様の白蛇をあしらった。
小沼さんは「干支の中でもヘビは嫌われがちかもしれないが、ぱっと見てかわいらしいデザインに仕上げた。白蛇は富の象徴。平和な一年になってほしい」と話した。
今シーズンは約200枚を作り、店頭やオンラインショップで販売する。
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