冬告げる コハクチョウ 菅生沼に飛来 茨城
茨城新聞
2024年11月7日
7日は二十四節気の「立冬」。暦の上では冬の始まりとされる。茨城県の坂東、常総の両市にまたがる菅生沼に「冬の使者」とも呼ばれるコハクチョウが舞い降り、季節の移ろいを告げている。
県自然博物館(坂東市大崎)によると、今年は10月14日に10羽の飛来を初確認し、11月1日には30羽を数えた。12~1月が飛来のピークで、多い年には300羽を超えるという。
飛来を毎年心待ちにしているという同市岩井、会社員、根本良子さん(62)は「コハクチョウの姿に冬の訪れを感じる。優雅に泳いだり、力強く羽ばたいたりする様子が魅力」と話し、写真に収めていた。
同館によると、菅生沼のコハクチョウは2月下旬まで見ることができる。