これは和風エレクトリカルパレード? 栃木県日光市で111年前から続く“伝統の祭り”とは

下野新聞
2024年8月6日

大正時代から続く日光の夏の風物詩「日光和楽踊り」が2日夜、栃木県日光市清滝町の古河電工日光事業所で行われた。イルミネーション輝く会場で、浴衣姿の従業員や市民たちが伝統の踊りを楽しんだ。

午後7時、事業所のサイレンが響き、数千個のイルミネーションが一斉に点灯。笛や太鼓などのおはやしに合わせた和楽踊りの歌が流れると、和楽池を囲んだ踊り手たちが踊り出し熱気に包まれた。

和楽踊りは1913年、大正天皇と皇后の古河電工日光事業所(旧日光電気精銅所)視察を喜んだ従業員たちが、祝宴で踊ったことが始まりとされている。

⇒【動画】なんという光の世界…2023年の日光和楽踊りを見る

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