梅干し、梅酒に…青梅を収穫中 実は生産が盛んな栃木県宇都宮市で最盛期

下野新聞
2024年6月16日

梅干しや梅酒に使われる青梅の収穫が、栃木県内の農家で最盛期を迎えている。宇都宮市古賀志町、農業北條誠一さん(72)方では13日、大粒の梅約100キロを摘み取った。

JAうつのみや管内は青梅の生産が盛んで、農家8軒が計約385アールの梅林で育てている。今年は全国的に不作となっており、同JA管内の集荷量は昨年より4割ほど少ない約3.5トンの見込みだという。

北條さん方は「白加賀」など4品種を栽培。例年並みの出来といい、この日は北條さんと家族の3人が約30アールの梅林で青梅を丁寧に摘み取り、かごに集めた。収穫は今月下旬まで続く。

北條さんは「梅干しにするとおいしいと思う。食べてみてほしい」と話した。

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