陽光に輝くアカヤシオ 世界遺産に春告げる 日光
下野新聞
2017年4月13日
【日光】日光に春を告げる花「アカヤシオ」が、山内の世界遺産二社一寺周辺で咲き始めた。13日から始まる日光二荒山神社の例祭「弥生祭」を待ちわびたかのように、淡い紅色の花が陽光に輝いている。
アカヤシオはツツジの一種。日光では春のシンボルとして古くから親しまれ、弥生祭で繰り出す家体を飾る花としても知られる。12日は世界遺産エリアも暖かな日差しに恵まれ、二社一寺の入り口などにある木々で次々と花が開いた。
今後、華厳渓谷など奥日光のアカヤシオの名所でも咲き始める。
市観光協会は「今年は桜の開花が遅れているが、アカヤシオは平年並みでは。奥日光での見頃は例年、4月下旬~5月上旬になる」としている。
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