栃木・那須にリゾート宿泊施設「無垢の音」オープン アートビオトープの後継ブランドに
不動産事業のタカラレーベン(東京都千代田区)は、栃木県那須町高久乙に4月1日開業のリゾート施設「那須 無垢の音」のメディア向け内覧会を開いた。無垢の音は昨年11月に同所で営業を終了した「アートビオトープ那須」の後継ブランドで、一部建物を改修し、那須の自然や食材を楽しむ施設としてスタートする。
無垢の音は同社直営の新しいホテルブランド。敷地面積は約3万5000平方メートル。レストランと15棟のヴィラがある「オーベルジュ」、160の池と318本の樹木をモザイクのように配置したランドアート「水庭」、7月オープン予定の宿泊棟(20室)やカフェテラスなどがある「B&B(ベッドアンドブレックファスト)」の3エリアで構成される。
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通年営業とし、四季折々の景色を楽しんでもらう。芸術家の制作などで活用されていたレジデンス棟は改修し、B&Bとして幅広い人が利用できるようにした。
内覧会では水庭を設計した建築家石上純也氏が水庭などを案内した。島田社長は「最大の特長である水庭や、那須の四季を感じられる広大な土地を生かし、選ばれる施設にしたい」とあいさつした。
アートビオトープ那須はリゾート施設運営のニキシモ(東京都千代田区)とタカラレーベンの共同事業として運営していた。新型コロナウイルス禍で利用が落ち込み、営業を終了した。
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