冬空に大輪　技術を競う　若手花火師ら18人　群馬・高崎市でコンクール

全国から集まった40歳以下の若手花火師が競う「第5回高崎HANABIコンクール」（同実行委員会主催）が3日夜、群馬県高崎市倉渕町内で開かれた。北海道から佐賀県までの18人が参加し、独創的で色鮮やかな花火が冬の澄んだ夜空を彩った。

参加者は持ち時間1分以内で決められた大きさの花火を自由に組み合わせ、打ち上げ技術や表現力、構成力、完成度を競った。山内煙火店（山梨）の山内祐一さん（29）の作品「日本の華～幽玄の美～」が優勝した。

オープニングとエンディングは地元の菊屋小幡花火店が飾った＝写真。会場となった倉渕支所周辺には大勢の観客が集まり、美しい光の芸術に歓声と拍手を送った。