“春”満開、和の催し満喫 宇都宮城址公園で桜まつり

下野新聞
2017年3月26日

 【宇都宮】「よみがえれ!宇都宮城」市民の会主催の「宇都宮城桜まつり」が25日、宇都宮城址(じょうし)公園で開かれ、晴天の下、多くの親子連れなどが河津桜と和の催しを楽しんだ。

 まつりは55本の河津桜が咲く時季に合わせて毎年開催している。今年は陽気の影響で2月上旬に開花したが本丸内の桜はまだまだ見頃。今後も4月下旬まで、ソメイヨシノや大山桜などが順次楽しめるという。

 午前10時にまつりが始まると、和太鼓演奏や雅楽、北辰一刀流の演武など多彩な催しが和の雰囲気を演出。野だてや着付け体験コーナーも用意され、来場者はみやびなひとときを楽しんでいた。

 別のイベントへ向かう途中、子どもと立ち寄ったという富士見が丘1丁目、主婦佐々木瑞穂(ささきみずほ)さん(42)と下桑島町、同岡崎真紀子(おかざきまきこ)さん(37)は「こんなに咲いているとは思いませんでした。このタイミングで見られてうれしいですね」と、薄紅色の花をめでていた。

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