2.22は「温泉マークの日」 発祥の地、群馬・磯部温泉でまち歩きイベント

上毛新聞
2024年2月13日

温泉マークの日(2月22日)に合わせ、温泉マークの発祥地とされる群馬県安中市の磯部温泉で、温泉街を直接訪れて魅力を味わってもらうイベントが繰り広げられている。磯部温泉組合は1日から、JR東日本高崎支社の協力を得て企画した謎解き街歩きイベント「駅から謎解き&ウオーク」を開催している。24日には「温泉マーク発祥まつり」を開き、名物の磯部せんべいの食べ歩きなどを予定し、観光誘客につなげる。

温泉マークの日は、三つ並んだ「2」を、温泉マークに描かれた湯気に見立てる。日本記念日協会により2016年に登録された。記念日にちなんだイベントを開催し、磯部温泉街の特長や歴史を発信して盛り上げる。

謎解きイベントは、温泉街の地図や見どころが紹介された専用の無料リーフレットを手に散策を楽しむ。参加者は冒険気分で温泉街の5カ所を巡り、ヒントを参考に謎を解く。企画した磯部温泉組合の桜井太作副組合長は「子どもからお年寄りまで幅広い世代や家族で楽しめる内容。多くの人に挑戦してほしい」と参加を呼びかけている。

正解者 全員にオリジナル蒸気機関車(SL)ペーパークラフトD51をプレゼントするほか、アンケートに回答すると抽選で宿泊券が当たる。リーフレットは1万5000部を作成し、市観光機構やJR磯部駅、市役所などで配布している。イベントはリーフレットがなくなり次第終了する。

24日の温泉マーク発祥まつりは、ガイドと一緒に磯部せんべい店を巡るサクサクウオーク(無料)を実施するほか、福引を行う。午前11時からは先着100人に、磯部温泉旅館組合で無料入浴券を配布する。

サクサクウオークは事前の予約が必要で、専用電話(☎090-2316-1355)に申し込む。まつり開催に合わせ、SLと電気機関車(EL)が高崎―横川駅間で運行される。