サンダーズとコラボの「エコマグカップ」を開発 しげる工業(群馬・太田市)
自動車内装部品製造のしげる工業(群馬県太田市由良町、正田敦郎社長)は、立ち上げた新ブランド「SG BASE」の関連商品として、同市を拠点とするプロバスケットボールチーム、群馬クレインサンダーズとのコラボ商品「エコマグカップ」を開発した。プラスチックの代替素材として開発された天然植物由来素材のグリーンチップを使い環境に配慮した。
エコマグカップは、黒色でサンダーズと「SG BASE」のロゴが入っている。素材のグリーンチップは原料の半分以上に、植物由来のセルロースファイバーが使われている。強度や耐熱性にも優れ、アウトドアでも使用できる。オープンハウスアリーナ太田(同市総合体育館)で27日に行われたサンダーズホーム戦会場の「OTAマルシェ」で発売した。
今回のエコマグカップは地域を盛り上げようと、サンダーズとのコラボ商品として開発した。売り上げの一部を使い、県内の児童養護施設などにバスケットボールを贈る予定。
同社は昨年、本業で培った技術をさまざまな分野に活用しようと、新規ブランド「SG BASE」を設立。廃材を活用したキャンプ用品やバッグを商品化するなどしている。
同ブランドを担当する同社の坂本一さんは「サンダーズを応援することで、太田市や群馬県の活性化につなげていきたい」と話している。