山あげ、屋台コラボで魅了 横浜でPR 那須烏山と鹿沼
下野新聞
2017年3月12日
那須烏山市の「烏山の山あげ行事」と鹿沼市の「鹿沼今宮神社祭の屋台行事」のユネスコ無形文化遺産登録を記念したPRイベント「下野国二大祭り in YOKOHAMA」が11日、横浜市中区の横浜赤レンガ倉庫で開幕した。12日まで行われる。
両市で組織する地域文化活用促進協議会が主催。昨年のユネスコ登録後、県外で行う初のPR活動で、首都圏からの誘客の促進や交流人口の拡大が狙い。
会場には舞台が設営され、「烏山の山あげ」では野外歌舞伎「戻橋(もどりばし)」が演じられた。「鹿沼の屋台」では彫刻屋台が組み立てられ、お囃子(はやし)4団体による競演「ぶっつけ」が披露された。本県が誇る二つの祭りのコラボが、多くの観衆を魅了した。
那須烏山市出身で横浜市在住の会社員男性(40)は、「横浜で古里の祭りが見られるとは思わなかった。感動しますね」などと話していた。
地酒やソバなどの販売ブースも設けられ、両市のグルメも来場者の人気を集めていた。 (久保正洋(くぼまさひろ))
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