おみくじは3割が大吉?お賽銭の平均額は300円超? 栃木県民に聞いた2024年の初詣事情
いよいよ本格的に動き出した2024年。正月休みの間に、神社やお寺に初詣をして一年の幸せを祈願した人も多かったのでは。下野新聞社の新たなデジタルサービス「とちぽ」では、初詣に関するアンケートを行い、栃木県民のお賽銭事情やおみくじの結果を調べた。
アンケートは1月1日~9日、「とちぽ」のLINEアカウント上で実施し、1046人が回答した。
そのうち、初詣に行ったと答えた人は609人(58.2%)。昨年末に実施した事前アンケートでは初詣に行く予定とした人が76.9%を占めたが、実際はそれよりも少なかったようだ。
⇒【事前アンケート】混雑を避けるなら1月2~3日が狙い目? 栃木県民に聞いた…初詣に行くのは「1月1日の日中」が最多
初詣に行った人のお賽銭の平均額は308.77円。1万円(4人)、5000円(8人)の高額紙幣をはじめ、硬貨でも500円(45人)以上の額を投じた人が思いのほか多く、平均を引き上げた。“ご縁”にちなんでお賽銭の定番とされる5円を入れたのは87人で、100円(165人)の人数を下回った。
年始めの運試しに、おみくじを引いた人は289人(47.5%)。気になる結果は、大吉が最も多く95人(32.8%)。中吉が54人(18.6%)、吉と末吉がそれぞれ47人(各16.2%)で続いた。一般的に「運気が良い」とされる順に確率が高い結果となり、凶を引いたのはわずかに2人(0.7%)だった。
【おみくじの結果を教えてください】
大吉 32.8%
中吉 18.6%
吉 16.2%
末吉 16.2%
小吉 15.2%
凶 0.7%
その他 0.3%
初詣でお願いした内では「家内安全」が51.7%と過半数に上り、次いで「無病息災」が22.0%。元日から災害や事故のニュースが続いたこともあってか、無事に一年を過ごしたいとの願いが色濃くにじんだ。
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なお、無作為抽出で民意を把握する世論調査ではありません。