「月に吠える」刊行100年で人気投票 前橋文学館

上毛新聞
2017年2月21日

前橋市出身の萩原朔太郎の第一詩集「月に吠(ほ)える」が刊行されて100年を迎えたのを記念して、前橋文学館(前橋市千代田町)は同詩集に収められた作品の人気投票をホームページ上で始めた。
55編の中から好きな1編を選んで投票する。「月に吠える」や選んだ作品への思いを専用フォームから添えることもできる。
投票締め切りは7月31日。コメントや途中経過は随時、同館のブログで紹介する。
「月に吠える」は1917(大正6)年2月15日に発行。当初から反響を呼び、日本近代詩に大きな変革をもたらした。同館は「口語自由詩を確立した朔太郎の第一歩となる作品。投票をきっかけに、詩集を読み直してほしい」としている。

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