染織や工芸 技光る 群馬県立日本絹の里

上毛新聞
2017年2月13日

県産のシルク製品を一堂に集めた「群馬の絹展」が9日、高崎市金古町の県立日本絹の里で始まった。伝統に培われた染織や、独自の加工技術を駆使した織物、工芸品など約380点を紹介している=写真。14日まで。
県内の養蚕や製糸の関係者でつくる「群馬の絹」活性化研究会が主催。繊維企業や工房など12団体が出展した。光沢のある柔らかな着物をはじめ、藍染めや草木染のスカーフなど多彩な製品がずらりと並んだ。伊勢崎市の伝統工芸品、伊勢崎絣(かすり)もあり、洗練された絹の風合いに来場者が見入っている。午前9時半~午後5時。入場無料。絹製品作りや着物の着付け体験教室も開かれる。

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