府中誉が発泡日本酒を発売　茨城・石岡の造り酒屋

茨城県石岡市国府の府中誉(山内孝明代表取締役)は26日、日本酒ベースの発泡酒「太平海スパークリング」を発売する。

1854年創業の造り酒屋、府中誉の銘柄の一つ「太平海」がベース。瓶内で酵母を発酵、炭酸ガスを発生させるシャンパンと同じ技法を使っている。米のうまみと控えめな吟醸香の太平海の特長に加え、瓶内で2次発酵することにより、きめ細かくフルーティーな味わいも楽しめる。7代目杜氏(とうじ)の山内代表取締役は「ターゲットはヤングアダルト。気の知れた仲間とハレの日、お祝いの時に飲んでいただきたい」と話す。

取扱店舗は、地元・石岡市内の志筑屋(同市鹿の子)のほか、地酒蔵きなせ(水戸市千波町)やスドウ酒店(つくば市谷田部)などの県内地酒専門店。価格は720ミリリットル入り2600円(税別)。