路線バスに書き初め 常磐大高書道部

茨城新聞
2017年1月5日

茨城交通(水戸市)の路線バス1台を使った「書き初めバス」が4日、水戸市内にお目見えした。今後1年間、同市内の路線を中心に走行する。

車体に書き初めしたのは常磐大高書道部の5人。書き初めは、1日の市元旦マラソン大会の開会式イベントで実施する予定だったが、鳥インフルエンザの影響で同大会が中止になったため、4日に水戸駅南口で実施した。車体に書いた文字は「光あれ 翔べ 水戸」。部員たちは「水戸(の勢い)が上昇していくように」と考案し、冬休み返上で練習を重ねてきたという。

書き初めに参加した2年の住谷天音さん(16)は「墨汁の代わりにペンキを使ったので、はけの扱いに注意した。緊張したが、上出来だと思う」とほっとした表情。同社の任田(とうだ)正史社長は「書を見た人に元気になってもらえれば」と話した。

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