笠間稲荷神社 新大鳥居 大しめ縄復活
茨城新聞
2016年12月25日
新年を前に、笠間市笠間の笠間稲荷神社で24日、10月に新たに完成した大鳥居に、大しめ縄が掛けられた。飾り付けは7年ぶり。
石製の旧鳥居は2010年10月に損壊して撤去され、全国から集まった寄付金で今年10月、鉄骨造りの新鳥居が再建された。
大しめ縄は長さ約10メートル、直径最大45センチ。神職が特大のわらの束を3本作り、3日間かけて作り上げた。高さ約10メートルの鳥居への取り付けは造園会社が協力、職人がロープで引き上げてから、高所作業車を使って中貫部分に固定した。
鳥居の正面に位置する酒造会社の会長、笹目和子さん(75)は「鳥居だけでなく、しめ縄まで復活しうれしい限り。来年はこれまで以上によい年になりそう」と笑顔を見せた。
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