ロケ弁6種を販売 高校生のアイデア取り入れ、地元食材をふんだんに 群馬・安中市の飲食店
上毛新聞
2023年5月11日
群馬県安中市内で飲食店を営む6事業者と地元の高校生が連携して開発した6種類の弁当「あんなかロケ弁」の販売が始まった。同市産の食材をふんだんに使った弁当で、映画やテレビの撮影で同市を訪れたロケ隊に販売するほか、イベントや会合といった地域の集まりなどでの受注も目指す。
6種類の弁当には、市の名所「めがね橋」をモチーフに生徒が提案した「あんなかロケ弁」の共通ロゴを採用した。ロゴは弁当に張るほか、チラシやポスターなどに掲載し、PRする。
各弁当には秋間梅林の梅や、老舗有田屋のしょうゆ、磯部せんべい、地元野菜などを使用。高校生から寄せられたアイデアを取り入れ、創意あふれるメニューに仕上げた。
それぞれの弁当の名称は「赤城屋特製ヒレソースカツ丼」「ばんきち特製あんなかロケ弁」「荻野屋特製あんなかロケ弁」「並木苑安中まぜごはん弁当」「高嶋屋あんなか風景弁当」「ろしなん亭特製あんなかロケ弁」。
事業は市商工会と市松井田商工会、市観光機構が連携して企画した。安中総合学園高と松井田高、新島学園高の生徒24人が、メニューを提案するなど開発に携わった。
注文は各店舗で受け付けているほか、一部メニューは店舗でも提供される。
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