県産、新鮮食材たっぷり サンドウイッチ キューピット(宇都宮)

下野新聞
2022年12月28日

卵やフルーツ、カツなどの具材がパンからはみ出るほどボリュームたっぷりの「サンドウイッチ」。新鮮素材を使い、毎日丁寧に調理するできたてのおふくろの味だ。

タマゴ(238円)、イチゴ・ミカン(346円)、ひれカツ(400円)など多種多様な「サンドウイッチ」は、常時30種類以上をそろえている。卵は甘みが強く艶があり、味が濃い那須御養卵、イチゴは糖度の高いとちあいか、キャベツやレタス、キュウリなども県産にこだわっている。

店主の青木邦子(あおきくにこ)さん(74)が33歳のころ、ファンシーショップから転業して始めた。キャラクターものなどかわいい製品を扱っていた店名「キューピット」をそのまま使っている。

創業時、市内ではあまりみることがなかったイチゴのフルーツサンドも最初からラインアップ。店の看板商品となっている。甘みを抑えた生クリームと県産イチゴ、柔らかい食パンと相まってショートケーキのような食感だ。

創業から約40年、すっかり地元に定着して常連客も多い。青木さんは「私の顔を見に来てくれるお客もいて、いつも笑顔で対応するように心がけています」と話した。

■メモ 宇都宮市一の沢町12の19。午前8時~午後6時(売り切れ次第終了)。日曜、祝日定休。(問)028・648・4452。