国宝「陽明門」新年の輝き 日光東照宮ですす払い
下野新聞
2022年12月20日
栃木県日光市山内の世界遺産・日光東照宮で20日、たまったほこりをはらい清める年末恒例の「すす払い」が行われた。神職やみこが、社殿など境内各所で1年間の汚れを落とした。
国宝「陽明門」では午前10時ごろから、神職ら4人が約6メートルの笹竹やはたきを使い、彫刻などに傷を付けないよう風を起こして丁寧にすす払いをした。居合わせた参拝者は、写真を撮るなど年末の風物詩に見入っていた。
神職の大賀広和さん(23)は「多くの参拝者の皆さまが明るく、元気に新年を迎えますようにと一生懸命ご奉仕させていただいた」と話した。