奉納神楽、迫力の響き つくば、金村別雷神社例大祭

茨城新聞
2016年11月24日

関東三雷神の一つに数えられ小貝川ほとりに鎮座する金村別雷(かなむらわけいかづち)神社の秋の例大祭が23日、つくば市上郷の同神社で開かれ、大勢の参拝客でにぎわった。

同神社は931年に領主の豊田公が京都上賀茂神社の別雷大神の分霊を祭ったのが始まりとされ、地元では金村様や雷神様とも呼ばれて信仰を集めている。秋・春の大祭には伝統ある太々(だいだい)神楽や竜神舞を奏上し、植木市なども開かれ多くの人が参拝に訪れる。

この日は地元・上郷地区のメンバーを中心に活動する常陸乃国上郷中央囃子(ばやし)会が、境内で奉納神楽を披露。息の合った迫力ある和太鼓演奏に参拝客らが聞き入っていた。

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