“とり年”控え、鳥たち躍動 年賀状用記念撮影も人気 那須どうぶつ王国

下野新聞
2016年11月24日

 【那須】大島の那須どうぶつ王国で、来年のえとにちなみ、鳥たちが躍動している。ミミズクやコンドルなどが目の前を羽ばたくバードパフォーマンスショーには連日多くの来園者が訪れ、米国の国鳥「ハクトウワシ」との期間限定の記念撮影は年賀状に写真が使えると好評だ。

 ハクトウワシは北米大陸の沿岸部に分布する大型のワシで、白い頭部が特徴。羽を広げた長さは約2メートルに及ぶ。同園には体長92センチの雄「ウィンティー」(7歳)が飼育されている。

 王国ファームイベント広場で開催されるバードショーには、ハクトウワシや鋭い嗅覚を持つヒメコンドル、タカやミミズクの仲間などが登場。同園は鳥を屋外でフリーフライトさせる国内唯一の施設で、ダイナミックに羽ばたく様子が間近で見られることもあり、来園者の人気を集めている。

 今月から来年1月9日までは、ショー終了後に無料記念撮影会も開かれ、ハクトウワシをバックに撮影した写真を年賀状などに使う予定の家族連れが訪れている。

 同園は「当園では占いインコのヨウムやニホンライチョウの近縁種スバールバルライチョウなど30種以上の鳥の仲間が見られます。とり年を機にお越しいただければ」と呼び掛けている。

 ショーは平日が正午から、土日・祝日は午後2時半から。(問)同園0287・77・1110。

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