大みこし練り歩く 下館祇園まつり

茨城新聞
2016年7月29日

筑西市の夏の風物詩「下館祇園まつり」(羽黒神社夏季大祭)が28日、同市甲の羽黒神社や下館駅前の稲荷町通りなどを会場に開幕した。大みこしが担ぎ手の掛け声とおはやしとともに練り歩き、大勢の見物客でにぎわった。31日まで。

祭りは江戸時代から続き、各町内を巡って集めた厄を川に流し清めることで、家内安全や町内繁栄を願う。担ぐみこしとしては日本一の重さ(約2トン)の平成神輿(みこし)、日清戦争の戦勝記念として造られた明治神輿などが練り歩き、街を華やかな雰囲気に包む。

29、30両日は子供みこし連合渡御を、30日は市内外や栃木県からのみこしや山車が加わる「わっしょいカーニバル」を開催。最終日の川渡御は午前6時から、勤行川大橋下流で行われる。

地図を開く 近くのニュース