大フジ見事に咲き誇る ライトアップも あしかがフラワーパーク

下野新聞
2016年4月28日

フジの名所として知られる足利市迫間町の「あしかがフラワーパーク」で27日、大フジが見頃を迎えた。紫色と薄紅色のフジが鮮やかに咲き誇り、園内は甘い香りに包まれている。

樹齢約150年の大フジは、同市朝倉町にあった早川農園から移植され20年目の春を迎えた。ことしは暖かい日が続いた上、傷みのないまま花房が下がり、状態も良いという。

午後5時半~9時にライトアップも実施。日中とは変わり、花と光が降り注ぐような幻想的な光景が広がる。

東京都練馬区南大泉4丁目、島正二(しましょうじ)さん(66)とたつこさん(65)夫妻は「大フジの幹がとても立派。来て良かった」と笑顔を浮かべた。

大フジはゴールデンウイークの終わりごろまで楽しめる。ライトアップは5月15日まで。

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