「男鹿の湯」再開へ、温泉好きの25歳が奮闘 日光・中三依

下野新聞
2016年3月16日

 経営難で2014年7月から休業している日光市中三依の温泉施設「中三依温泉 男鹿の湯」の再開に向け、民間会社の温泉施設で「若女将」の経験を持つ千葉県出身の水品沙紀(みずしなさき)さん(25)が経営に名乗り出て準備を進めている。国内外約1千カ所の温泉地を訪れたという大の温泉マニア。経営者の募集案内をブログで知り、念願だった温泉経営に手を挙げた。両親の協力も含めた自己資金では足りず、インターネットを通じて広く小口資金などを募る「クラウドファンディング」で協力を求め、4月中の再オープンを目指している。

 千葉県佐倉市出身の水品さんは、横浜国立大教育人間科学部卒。本県を含む全国各地の名湯のほか、韓国やマレーシアまで足を運ぶ温泉好きが高じ、大学卒業後は埼玉県内の温泉運営会社に就職。同社の日帰り入浴施設で「若女将」を約3年間務め、管理・運営に携わってきた。

 温泉の魅力は「地球の体温を感じられること」と水品さん。温泉経営の夢を思い描く中、同自治会が経営者を募っていることを15年8月に知り、昨秋に両親らと中三依を数回訪れて決意し、勤務先も退職した。

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