台湾LCC・Vエア、3月15日に就航 茨城空港 台北と週4往復

茨城新聞
2016年1月23日

 台湾の格安航空会社(LCC)Vエアは22日、茨城空港(小美玉市)と台北を結ぶ週4往復の定期便を3月15日に就航すると発表した。現在、国土交通省に申請中で、近く認可される見通し。茨城空港から台湾への定期路線開設は初めてで、国際線は30日に新規就航する中国国際航空(中国)杭州こう/しゅう線を含めて4路線目となる。

 同社によると、台北線は毎週火、木、土、日曜の週4日(各1往復)運航する。時間は各日とも、台北発午前7時(茨城着同11時10分)▽茨城発午後0時10分(台北着同2時35分)。航空機は180人乗りのA320、または194人乗りのA321を使用する。

 同社は、台湾の復興航空が2013年11月に設立し、14年12月に運航開始。台北の桃園国際空港を拠点に中部(名古屋)やタイのバンコクなどへ定期便を運航し、今月中に大阪、福岡にも就航予定。昨年9月のシルバーウイーク期間中には茨城-台北間のチャーター便を運航した。

 台北線の就航について、橋本昌知事は同日の定例会見で「台湾は親日国でもあり、多くの人たちが訪れることを期待している。有名な観光地以外も訪問したいとの意向があるようなので、本県の名所などをしっかりPRしていく」と述べた。

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