「ごかりん丼」デビュー 五霞の食材発信へ 8日祭り、限定販売

茨城新聞
2015年11月7日

五霞町の食材を使った丼「ごかりん丼」とスープ「八頭豆乳ポタージュ」を、町民らが開発し、限定各150食が8日、同町元栗橋の五霞中グラウンドを会場に開かれる第10回五霞ふれあい祭りで販売される。町の食材の魅力を発信する狙いがあり、同祭り関係者は「町内のお店で共通メニューになれば」と、新たな名物誕生に期待を込めている。

「ごかりん丼」は、同町産のコシヒカリのご飯に、茨城の銘柄豚ローズポークの空揚げを載せ、しょうゆベースの和風ダレで味付けされている。同町産の野菜も使用している。

「八頭豆乳ポタージュ」は、同町産の里芋「八頭」を使うのが特徴。アレルギー対策で豆乳を使った。2品とも、祭り運営委員の石塚由美子さん(42)や森田有宏さん(42)、前田教治さん(66)らが中心となり、試食会とアンケートを経て考案した。

石塚さんは「若者からお年寄りまで楽しめる味」と解説。好評なら今後の町内外のイベントにも出す方針だ。

販売価格は「ごかりん丼」が300円(税込み)、「八頭豆乳ポタージュ」が100円(同)。問い合わせは同祭り運営委事務局(町役場政策財務課)(電)0280(84)1111

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