干し芋のせんべいいかが 幸田商店が商品化

茨城新聞
2019年3月25日

干し芋製造販売の幸田商店(ひたちなか市烏ケ台)は生地に干し芋ペーストを練り込んだ「ほしいもせんべい」を商品化し、販売を始めた。年間を通して安定販売できることから、県外からの観光客を中心に土産品として幅広い世代にPRしていく。

商品はせんべい2枚ずつを袋に小分けし、「干し芋と違って、気軽に配ることができる商品」(同社直販課)をコンセプトに開発。価格は6袋入りで700円(税込み)。JR水戸駅「エクセルみなみ」の直営店や偕楽園の「見晴亭」、東京・銀座の県アンテナショップ「イバラキセンス」のほか、同社通販サイトで販売している。

せんべいは適度な甘みと、しっかりした歯応えが特徴。同社はこれまで「ほしいも屋さん」シリーズとして、かりんとうやラングドシャなどの菓子を商品化している。主力の干し芋に加え、今後もこうした菓子商品のラインアップを充実させていく方針だ。

同社は新商品について、年1万個の販売目標を掲げる。同課の飯島雅人さんは「将来的には菓子商品の年間売り上げを1億円に伸ばしていきたい」としている。 

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