《茨めん》境町金岡中村さんの作った真っ赤なトマトの冷製パスタ 珈琲四季(境町)

茨城新聞
2018年8月5日

長い料理名が付いた夏限定のパスタは2012年から提供する。「珈琲四季」店主、大塚誠さんの知り合いで、境町金岡で農業を営む中村さんが作った完熟トマトを使っている。そのため「トマトの出来次第。入荷状況によってはお出しできないこともある」と大塚さん。具材は赤が鮮やかな完熟トマトとエビ、キュウリ、レモンに、青ジソの千切りが載る。酸味のあるさっぱりとした味付けは、しょうゆベースの和風の味に、オリーブ油を入れ、ブラックペッパーを利かせている。麺は「1.5ミリの細いスパゲティ。氷で締めるのでしっかりした歯応えが楽しめる」。

同店は1971年創業。初代店主の橋本裕光さんから大塚さんが2代目を受け継いだ。洋館を思わせる店舗は昭和の雰囲気を残す。ストレート、ブレンドなどコーヒーは種類が豊富。パスタやピザ、サンドイッチなど食事メニューも充実する。人気のランチメニューは、パスタやサンドイッチなど5品から2品が選べ、コーヒーとサラダ、デザートが付く。

名物は「バナナピザ」。手作り生地にケチャップソースを塗り、ガーリックパウダーなどを掛け、チーズとバナナを載せて焼き上げる。加熱して甘さを増したバナナと塩気のあるチーズの相性が抜群だ。

境町761の4
月曜定休
営業時間は午前10時~午後9時
(電)0280(87)0288

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