コスプレで街なか歩こう 3月11日、オリオン通りで初

下野新聞
2018年3月9日

 【宇都宮】コスプレで街なかを楽しむイベント「MIYACOS(ミヤコス) in オリオン通り商店街」が11日、オリオン通り周辺で初めて開かれる。

 コスプレ文化を広めるとともに、宇都宮ならではのロケーションを生かし地域活性化につなげようと宝木本町、コスプレーヤー篠原美香(しのはらみか)さん(29)が企画。商店街の組合が協力して実現した。

 篠原さんは2015年から、大谷地区にある稲荷山の大谷石採取場跡地でコスプレの撮影会を不定期で開催。会場の設営だけでなく「地元の魅力を知ってもらいたい」と宇都宮餃子(ぎょーざ)を振る舞うなど工夫し、県内外のコスプレーヤーの人気を集めている。

 若者の多い中心市街地では、学生もターゲットとしている。篠原さんは「中学生の頃からコスプレを通して社会勉強もできたので、少しでも関心のある中高生にも挑戦してもらいたい」と意気込んでいる。

 受け付けは当日、江野町のオリオンACぷらざで私服の状態で行う。同所にあるカフェ「ink blue」で着替えた後、オリオン通り商店街や釜川周辺で撮影や買い物が楽しめる。ビルの廃虚を活用した特別エリアも設営される。

 午前10時~午後5時。参加費1300円。(問)ミヤコスのメール(miyacos_tochigi@yahoo.co.jp)。

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