あんこう鍋、一堂に 北茨城で「サミット」

茨城新聞
2018年1月22日

全国各地のあんこう料理を楽しめるイベント「第4回全国あんこうサミット」(同実行委員会主催)が21日、北茨城市関南町仁井田の市漁業歴史資料館「よう・そろー」で開かれた。市内はもちろん、県内外から20団体がご当地自慢のあんこう鍋を提供。約4万2000人が訪れ、各ブースに長い列を作っていた。

開会式で豊田稔市長は「震災からの復興にと始めたイベント。各地の味を比べながら北茨城の観光を楽しんでほしい」と歓迎。会場にはあんこう鍋のほか、あんこうラーメンやあん肝パスタ、あんこう押し寿司(ずし)などのブースも並んだ。

青森県の風間浦鮟鱇(あんこう)鍋はしょうゆベースで、生きたまま水揚げされたアンコウの新鮮さが自慢の鍋。ゆかい村風間浦鮟鱇ブランド戦略会議の駒嶺剛一会長は「鍋ばかりでなく、青森に足を運んで全国でも珍しいアンコウの刺し身を食べてほしい」とアピールした。

昨年12月、地域の活性化を狙いに北茨城市と観光協定を締結した日本自動車連盟(JAF)茨城支部は初めての出店。交通安全を啓発する子ども安全免許証などのプレゼントを行った。

今回初めて企画した「湯めぐりラリー」のスタンプシートが、あんこう鍋チケット購入者に贈られた。2月28日まで同ラリー参加の温泉施設に特別価格で入浴できる。 

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