新春の街にぎわう 前橋初市まつり

上毛新聞
2018年1月11日

400年の歴史を誇る「前橋初市まつり」が9日、前橋市の本町通り(国道50号)や中心市街地で開かれ、商売繁盛や家内安全を願って縁起物のだるまを求める人々でにぎわった=写真。
だるまを売る露店では、「縁起物だよ」「勉強するよ」などと威勢のいい売り子の声が飛び交った。親子3代で訪れた武田きよみさん(70)と増渕諭野(ゆの)さん(43)、結衣ちゃん(4)は、親戚の分も合わせてだるまを五つ購入。武田さんは「今年も良い年になるといい」と笑顔を見せた。
近くの前橋八幡宮では、古だるま供養のお焚(た)き上げや、ご神体を本町通りの仮宮に移す渡御の儀が行われた。

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